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『げんき[第3版]』のご紹介

1 『初級日本語 げんき』とは

『初級日本語 げんき』は初めて日本語を学ぶ人のための教材です。日本語の4技能(聞く・ 話す・読む・書く)を伸ばし、総合的な日本語能力を高めることができます。
『げんき』は全部で23 課構成です。第1巻(1~12 課)・第2巻(13~23 課)に分かれており、 それぞれにテキストとワークブックがあります。テキスト・ワークブック付属の音声は、音声 アプリ「OTO Navi」からダウンロードして聞くことができます。→ アプリの入手方法


『げんき』第1巻の修了時には日本語能力試験N5 あるいはCEFR のA1 レベル程度、第2巻の修了時にはN4 あるいはCEFR のA2 程度の日本語力がついていることが期待されます。

2 テキストの構成

『げんき』は、〈会話・文法編〉と〈読み書き編〉の2つのセクションに大きく分かれています。

会話・文法編
文法を学び、語彙を増やしながら、話す力と聞く力を養います。
学習する文型:初級文型全般(です・ます~敬語/使役/受け身/使役受け身)→ 学習項目一覧
読み書き編
ひらがな・カタカナ・漢字を学びながら、読む力と書く力を伸ばします。
学習する漢字:317字(日本語能力試験N4・N5相当)→ 学習漢字一覧
※学習する単語:全編を通して、約1,700語の基本語彙が学習できます。

テキスト1は、〈会話・文法編〉〈読み書き編〉それぞれ、第1課~第12課から、テキスト2は第13課~第23課から構成されています。全体構成は以下の通りです。

げんき1
  会話・文法編 読み書き編
  あいさつ・すうじ  
第1課 あたらしいともだち ひらがな
第2課 かいもの カタカナ
第3課 デートの約束 まいにちのせいかつ
第4課 初めてのデート メアリ-さんのしゅうまつ
第5課 沖縄旅行 りょこう
第6課 ロバートさんの一日 私のすきなレストラン
第7課 家族の写真 メアリーさんのてがみ
第8課 バーベキュー 日本の会社員
第9課 かぶき ソラさんの日記
第10課 冬休みの予定 昔話「かさじぞう」
第11課 休みのあと 友だち・メンバー募集
第12課 病気 七夕
げんき2
  会話・文法編 読み書き編
第13課 アルバイト探し 日本のおもしろい経験
第14課 バレンタインデー 悩みの相談
第15課 長野旅行 私が好きな所
第16課 忘れ物 まんが「ドラえもん」
第17課 ぐちとうわさ話 オノ・ヨーコ
第18課 ジョンさんのアルバイト 大学生活
第19課 出迎え 手紙とメール
第20課 メアリーさんの買い物 猫の皿
第21課 どろぼう 厄年
第22課 日本の教育 桜さんの日記
第23課 別れ 顔文字と絵文字
3
『げんき』の使い方
1.〈会話・文法編〉と〈読み書き編〉について

テキストは、〈会話・文法編〉と〈読み書き編〉に分かれています。学習を進める時は、まず〈会話・文法編〉の第1課を学習してから、〈読み書き編〉の第1課を学習するというように、〈会話・文法編〉を先に学習してください。
読み書きの学習が必要でない人は、〈会話・文法編〉のみを使って勉強することもできます。

2. 学習時間の目安

クラスで学習する場合は、全23課を修了するのに約200時間を想定しています(会話・文法編:各課6時間、読み書き編:各課3時間)。ただし、これはあくまでも目安で、練習の分量を調節したり、会話・文法編だけを使うなど、コースの時間に合わせて調整できます。個人学習の場合は、学習環境やニーズに合わせて学習を進めてください。

3. 表記について

〈会話・文法編〉の第2課までは、漢字は使わず、ひらがな・カタカナにローマ字を併記してあります。第3課からは漢字を使った表記となり、ローマ字併記はなくなるので、第2課の終わりまでにひらがな・カタカナが読めるようにしてください。〈会話・文法編〉では、漢字を勉強しない人でも学習できるように、漢字にすべてふりがなが振ってあります。〈読み書き編〉では、既習漢字にはふりがなは振ってありません。

4. 文字の学習

第1課の学習をしながらひらがなを、第2課の学習をしながらカタカナを覚えましょう。 まず「Japanese Writing System」(p. 20-27)を読んで、日本語の正書法の概要を知ってから練習します。

 ひらがな・カタカナの練習には、以下を利用してください。

* フラッシュカード
ワークブックのJapanese Writing System ページのひらがな表・カタカナ表は、切り取ってフラッシュカードとして使うことができます。(Workbook: ひらがな…pp. 11-12、カタカナ…pp. 23-24)

* 文字を書く練習
ワークブック「読み書き編」第1課/ 第2課で文字を書く練習がで きます。
(Workbook: ひらがな…pp. 121-127、カタカナ…pp. 128-132)

* ひらがな・カタカナを使った Reading Practice/Wiritng Practice
テキスト〈読み書 き編〉の第1課と第2課にあります。


〈読み書き編〉の第3課以降は、漢字を学習していきます。

5.〈会話・文法編〉の使い方

会話 Dialogue

「会話」は、日本に来た留学生メアリーさんを中心にストーリーが展開し、学習者が日常生活で経験しそうなさまざまな場面から成っています。会話には、その課で学ぶ新しい学習項目が含まれています。その課の単語や文法を習得した後で、学びましょう。

  • 課の最初に、この課でできるようになることが書いてあります。
  • 会話の音声は2回収録されています。1回目はふつうの会話、2回目は1文ごとに練習のためのポーズが入っています。

単語 Vocabulary

会話や練習に出てくる単語のリストです。単語は少しずつ繰り返し覚えましょう。

  • 単語の音声には英訳も入っています。2回の音声のうち、1回目は日本語-英語、 2回目は英語-日本語の順に流れます。単語を耳から覚えるのに活用してください。
  • 会話に出てくる単語には「*」がついています。
  • 単語リストに併記してある漢字は、覚える必要はありません。

文法/表現ノート Grammar/Expression Notes

「文法」には、その課で学ぶ文法の説明があります。なるべく専門的な用語を使わず、わかりやすく書いてあります。クラス使用では、授業の前に予習してくるように指示しておけば、教室では文法説明を簡単にすませ、練習により多くの時間を使うことができます。 文法の最後にある「表現ノート」では、文法項目としては取り上げていない表現や単語について説明しています。

練習 Practice

「文法」の次に「練習」があります。練習は文法と対応しています。ワークブックにも各文法項目に対応した練習があります。テキストの練習をした後でワーク ブックの練習を行い、理解を確認してください。

  • 練習の見出しの横に、対応する文法の番号が書いてあります。必ずその文法説明を読んでから、練習してください。
  • 音声マークがついている練習は、キューと答えが収録されています。音声を聞きながら練習しましょう。

その他の情報

課によって以下のコンテンツがあります。

・Useful Expressions:テーマごとに単語や表現を集めています。
・Culture Notes:日本の文化や生活習慣などについて説明しています。
・Let’s Find Out:日本について自分で調べるタスクです。

Useful Expressions
Culture Notes
Let’s Find Out
6.〈読み書き編〉の使い方

〈読み書き編〉では、第1課でひらがな、第2課でカタカナを勉強した後、第3課以降は漢字を勉強していきます。

漢字表 Kanji list

第3課以降は、はじめにその課で学ぶ新しい漢字表があります。1課で学習する漢字は約15字です。漢字表には、漢字の読み方、意味、総画数、筆順、またその漢字を使った熟語とその英訳が載っています。漢字は少しずつ繰り返し練習して覚えましょう。


ワークブックの読み書き編に漢字の練習シートがあります。

漢字の練習 Kanji Practice

『げんき1』では新出漢字の練習問題、『げんき2』では既習漢字の復習や新しい読みの練習問題を用意しています。漢字を覚えた後に練習してください。

読む練習 Reading Practice

読み物は、その課の〈会話・文法編〉で学んだ文法や単語を知っていることを前提としています。1課に1~2つの読み物があり、それぞれに内容質問がついています。『げんき1』では短く親しみやすい内容のものを、『げんき2』では手紙、物語、エッセイ、広告など、さまざまな形式の文章を取り上げています。

  • 読み物には音声がついています。
  • まだ学んでいない単語は訳がついています。

書く練習 Writing Practice

各課の最後に、「書く練習」があります。与えられたトピックに沿って、それまでに倣った表現や漢字を使って作文を書きましょう。時間があれば授業時間内に行い、なければ宿題にすることもできます。


7. 巻末

文法さくいん Grammar Index

全課の文法項目と表現ノート/Useful Expressions/Culture Notes からの文法項目を五十音順に一覧にしてあります。

単語さくいん(日-英/英-日) Vocabulary Index (J-E / E-J)

テキストに出ている単語のさくいんです。日-英さくいんは五十音順、英-日さくいんでは英語訳のアルファベット順に掲載されています。

日本地図/数/活用表 Map of Japan / Numbers / Conjugation Chart

全県名リスト付きの日本地図、数字と助数詞の音の変化をまとめた表、動詞の活用表を掲載しました。

4 『げんき』シリーズの教材構成

げんき教材の一覧PDFはこちら

テキスト・ワークブック

英語版

テキスト 1 [第3版]
(第1課〜第12課)
ISBN: 978-4-7890-1730-5
B5判 384ページ
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ワークブック 1 [第3版]
(第1課〜第12課)
ISBN: 978-4-7890-1731-2
B5判 152ページ
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テキスト 2 [第3版]
(第13課〜第23課)
ISBN: 978-4-7890-1732-9
B5判 392ページ
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ワークブック 2 [第3版]
(第13課〜第23課)
ISBN: 978-4-7890-1733-6
B5判 132ページ
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フランス語版

フランス語版 テキスト 1 [第3版]
(第1課〜第12課)
ISBN: 978-4-7890-1836-4
B5判 384ページ
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フランス語版 ワークブック 1 [第3版]
(第1課〜第12課)
ISBN: 978-4-7890-1837-1
B5判 152ページ
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フランス語版 テキスト 2 [第3版]
(第13課〜第23課)
ISBN: 978-4-7890-1838-8
B5判 392ページ
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フランス語版 ワークブック 2 [第3版]
(第13課〜第23課)
ISBN: 978-4-7890-1839-5
B5判 132ページ
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スペイン語版

スペイン語版 テキスト 1 [第3版]
(第1課〜第12課)
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スペイン語版 ワークブック 1 [第3版]
(第1課〜第12課)
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スペイン語版 テキスト 2 [第3版]
(第13課〜第23課)
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スペイン語版 ワークブック 2 [第3版]
(第13課〜第23課)
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解答・教師用ガイド

解答[第3版]
ISBN: 978-4-7890-1736-7
B5判 82ページ
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教師用ガイド[第3版]
ISBN: 978-4-7890-1734-3
B5判 176ページ(別冊解答 82ページ)
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げんき多読ブックス

Box版

げんき多読ブックス [Box 1] (L1-L6)
ISBN: 978-4-7890-1831-9
A5判 12冊セット
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げんき多読ブックス [Box 2] (L7-L12)
ISBN: 978-4-7890-1832-6
A5判 12冊セット
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げんき多読ブックス [Box 3] (L13-L18)
ISBN: 978-4-7890-1834-0
A5判 12冊セット
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げんき多読ブックス [Box 4] (L19-L23)
ISBN: 978-4-7890-1835-7
A5判 10冊セット
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学校・企業団体向け

げんき多読ブックス [Vol.1]
(L1-L12:24冊セット)
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げんき多読ブックス [Vol.2]
(L13-L23:22冊セット)
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教師用データ集

会話場面イラスト集 1(スライド版)
テキストの「会話」を紙芝居のようなカラーの場面イラストにした、音声付きのスライド教材
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会話場面イラスト集 2(スライド版)
テキストの「会話」を紙芝居のようなカラーの場面イラストにした、音声付きのスライド教材
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会話場⾯イラスト集 動画版 1
スライド教材「会話場面イラスト集」の動画版
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会話場⾯イラスト集 動画版 2
スライド教材「会話場面イラスト集」の動画版
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カラー版 げんきな絵カード [第3版] 1
単語や表現をカラーの絵カードにしたPDF 教材
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カラー版 げんきな絵カード [第3版] 2
単語や表現をカラーの絵カードにしたPDF 教材
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ワークブック解答PDF
ワークブックの紙面に赤字で解答が入ったPDF
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文法説明[日本語訳]
英文のテキスト「文法」の日本語全訳
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げんき[第3版] 教師用データ集 げんき[第3版] 教師用データ集

げんきアプリ

GENKI Vocab for 3rd Ed.
(単語アプリ)
『げんき』の単語を学習できるアプリです。第1巻・第2巻で学習する単語をすべてカバーしています。
詳細
GENKI Kanji for 3rd Ed.
(漢字アプリ)
約1,100 の漢字語と字形イラストで第1巻・第2巻の漢字317 字の読みと形が学習できます。
詳細
Genki Conjugation Cards
(活用アプリ)
動詞と形容詞の「活用」がマスターできるアプリです。音声や例文・イラストを使いながら、計28 の動詞/ 形容詞の活用形が効率よく学習できます。
※第2版用のアプリをそのまま使用できます。
詳細
   
5 著者紹介

坂野 永理(ばんの えり)

テンプル大学で教育学博士号取得。南山大学、関西外国語大学を経て、現在、岡山大学名誉教授。著書に『日本語コミュニケーションゲーム80』『Kanji Look and Learn』『初級日本語よみもの げんき多読ブックス』(共著/ジャパンタイムズ出版)がある。

Eri Banno is a professor emeritus at Okayama University,and has previously taught Japanese at Nanzan University and Kansai Gaidai University. She earned her Ed.D. in education at Temple University.Her publications include the co-authored works 80 Communication Games for Japanese Language Teachers, Kanji Look and Learn and GENKI Japanese Readers (The Japan Times Publishing).

池田 庸子(いけだ ようこ)

ペンシルベニア州立大学で比較文学修士号取得。イースタン・ニュー・メキシコ大学、ペンシルベニア州立大学、関西外国語大学を経て、現在、茨城大学教授。著書に『Kanji Look and Learn』『初級日本語よみもの げんき多読ブックス』(共著/ジャパンタイムズ出版)がある。

Yoko Ikeda is a professor at Ibaraki University,and has previously taught Japanese at Eastern New Mexico University, Pennsylvania State University,and Kansai Gaidai University. She earned her M.A. in comparative literature at Pennsylvania State University. Her publications include the coauthored Kanji Look and Learn and GENKI Japanese Readers (The Japan Times Publishing).

大野 裕(おおの ゆたか)

上智大学で言語学修士号を取得後、マサチューセッツ大学アマースト校で博士コースに在籍。同校および関西外国語大学、名古屋大学留学生センターを経て、現在、立命館大学大学院言語教育情報研究科名誉教授。

Yutaka Ohno is a professor emeritus at Ritsumeikan University’s Graduate School of Language Education and Information Science (LEIS), andhas previously taught Japanese at the University of Massachusetts Amherst, Kansai Gaidai University, and Nagoya University. He earned his M.A. in linguistics at Sophia University, and enrolled in a doctoral program at the University of Massachusetts-Amherst.

品川 恭子(しながわ ちかこ)

ウィスコンシン大学マジソン校で日本語学修士号取得。カリフォルニア大学アーバイン校、関西外国語大学を経て、カリフォルニア大学サンタバーバラ校名誉講師。著書に『Kanji Look and Learn』『初級日本語よみもの げんき多読ブックス』(共著/ジャパンタイムズ出版)がある。

Chikako Shinagawa is a lecturer emeritus at the University of California, Santa Barbara, and has previously taught Japanese at the University of California, Irvine, and Kansai Gaidai University. She earned her M.A. in Japanese at the University of Wisconsin, Madison. Her publications include the co-authored Kanji Look and Learn and GENKI Japanese Readers (The Japan Times Publishing).

渡嘉敷 恭子(とかしき きょうこ)

オハイオ州立大学で日本語言語学修士号取得。コネチカット・カレッジ、オハイオ州立大学を経て、現在、関西外国語大学教授。著書に『Kanji Look and Learn』(共著/ジャパンタイムズ出版)がある。

Kyoko Tokashiki is a professor at Kansai Gaidai University, and has previously taught Japanese at Connecticut College and Ohio State University. She earned her M.A. in Japanese linguistics at Ohio State University. Her publications include the coauthored Kanji Look and Learn (The Japan Times Publishing).

6 ページ見本・音声試聴
7 『げんき』を採用している学校

『げんき』を採用している学校の一部をご紹介します。

■アメリカ・カナダ (United States and Canada)

American University
Appalachian State University
Baylor University
Boston University
Bucknell University
California State University
Carson-Newman College
Claremont Colleges
Cornell University
Dickinson College
Duke University
Florida International University
Florida State University
GEOS Language Academy, Montreal
Honolulu Comminity College
Irvine Valley College
Johns Hopkins University
Michigan State University
North Carolina State University
Oklahoma State University
Pennsylvania State University
Rutgers University
San Diego State University
San Francisco State University
San Jose State University
Shasta College
Southern Oregon University
St. Thomas University
Stanford University
SUNY Binghamton University
Temple University
The College of New Jersey
Tufts University
University of Alaska Fairbanks
University of Arkansas at Monticello
University of California
University of Cincinnati
University of Delaware
University of Denver
University of Georgia
University of Houston
University of Illinois
University of Memphis
University of Michigan
University of Minnesota
University of Mississippi
University of Missouri
University of New Brunswick
University of New Hampshire
University of San Francisco
University of Southern Mississippi
University of Toronto
University of Victoria
University of Wisconsin
Kwantlen Polytechnic University
Mount Royal University
Simon Fraser University
University of British Columbia
University of Calgary
University of Victoria
University of Winnipeg
Vancouver Island University

■オセアニア・ニュージーランド (Australia and New Zealand)

Australian Catholic University – Strathfield
Griffith University
La Trobe University
Macquarie University
Massey University
Monash University
RMIT University
Trinity College
University of Canberra
University of Melbourne
University of Sydney
University of Western Sydney
Auckland University
University of Otago
Victoria University of Wellington

■ヨーロッパ (Europe)

Copenhagen Business School
Ecole Centrale de Nantes
International School of Duesseldorf
Istituto Linguistico e Culturale IL MULINO
Justus-Liebig-Universitaet Giessen
Lulea Tekniska Universitet
Lund University
Newcastle University
Norwegian School of Economics and Business Administration
Norwegian University of Science and Technology
Oslo Handelsgymnasium
Rotterdam University
The Cheltenham Ladies College
Turku University
Universitaet Bonn
Universitaet Frankfrt
University Mainz
University of Bologna
University of Bonn
University of Bristol
University of Gothenburg
University of Oslo
University of Stockholm

■東南アジア (Southeast Asia)

University of Transport and Communications (Viet Nam)

■日本 (Japan)

Hitotsubashi University(一橋大学)
Hokkaido University of Education, Hakodate(北海道教育大学函館校)
Josai International University(城西国際大学)
Kanda University of International Studies(神田外国語大学)
Kansai Gaidai University(関西外国語大学)
Kyoto Sangyo University(京都産業大学)
Kyushu University(九州大学)
Nagoya University of Foreign Studies(名古屋外国語大学)
Nanzan University(南山大学)
Niigata University(新潟大学)
Oita University(大分大学)
Osaka University(大阪大学)
The University of Tokyo(東京大学)
Tokyo International University(東京国際大学)
Yokohama National University(横浜国立大学)
Tokyo Gakugei University(東京学芸⼤学)

8 よくある質問
■対象について
Q:『げんき』はどのような人が対象ですか?
A:『げんき』は初めて日本語を勉強する人を対象にしています。テキストは2巻に分かれているので、100時間程度学習した方は、『げんき2』から始めることもできます。文法説明や単語訳、練習の指示文は英語なので、英語が理解できることが望ましいでしょう。
Q:『げんき』を使って自分で勉強できますか?
A:『げんき』の文法説明は自分で予習できるよう、できるだけ専門用語を使わずわかりやすい英語で書かれているので、自学自習も十分可能です。なお、第3版から音声はスマホでダウンロード&再生できますので、日本語を聞く機会を補うために積極的に活用することをおすすめします。
Q: 高校の授業で『げんき』を使えますか?
A:『げんき』は大学の初級コース向けに開発された教材ですが、すでに米国の高校などで多数の採用実績があります。カリキュラムに合うように教え方をアレンジしたり、副教材を用意するなどの工夫で、高校の授業でも使用可能です。
■時間数について
Q:『げんき』全23課を修了するのに必要な授業時間は?
A:目安として、「会話・文法編」1課に6時間、「読み書き編」1課に3時間、全23課で合計約200時間を想定しています。(『げんき』の全体構成を参照) 『げんき』を採用中の大学では、週4~5時間、年間30~32週で、1年目に『げんき1』を、2年目で『げんき2』を使うところが多いようです。
Q:『げんき』で想定された授業時間より少ない場合でも使えますか?
標準的な授業時間は「会話・文法編」が1課あたり6時間、「読み書き編」が3時間ですが、この時間数を確保できない場合は、文法説明を各自で予習しておき教室ではすぐに練習を行うようにする、練習を取捨選択する、「会話・文法編」だけを扱う、などの工夫で、授業時間を短くすることも可能です。カリキュラムに合わせて、教授内容や方法をアレンジして使ってください。
■教材内容について
Q:『げんき』で学習する漢字数は?
A:げんき1・2の読み書き編で、主に日本語能力試験のN5・N4レベルの漢字317字を学習します。(『げんき1』で145字、『げんき2』で172字)(学習漢字一覧参照
Q:『げんき』で学習する単語数は?
A:全23課で約1,700語を学習します。『げんき』では、学習した文法や表現を実際の場面ですぐに使えるよう、日常生活でよく使う単語を多く導入しています。第3版改訂でもこの方針に沿って、学習単語の見直しを積極的に行っています。
Q:「会話・文法編」と「読み書き編」は同じペースで進めるべきでしょうか?
A:「会話・文法編」と「読み書き編」の内容は独立しているので、「読み書き編」を「会話・文法編」と同じペースで進めなくてもかまいません。ただし、「会話・文法編」で学習した文法が「読み書き編」の読み教材に出てくるので、「読み書き編」は「会話・文法編」の同じ課を学習してから学習してください。
Q:付属音声の内容と入手方法を教えてください。
A:テキストの音声には、会話・文法編の「会話」「単語」「練習」および読み書き編の読み物本文が、ワークブックの音声には「聞く練習」の音声が収録されています。
テキスト、ワークブックともに、音声はジャパンタイムズ出版の音声再生アプリ「OTO Navi」からダウンロード&再生できます。→「OTO Navi」アプリ
■その他の質問
Q:『げんき』修了後はどのようなテキストに進めばいいですか?
A:『げんき』では初級の文法項目を一通り学習します。 (学習項目一覧(PDFリンク)
『げんき』修了後は、『4技能でひろがる 中級日本語カルテット』などの中級テキストに進むことができます。
Q:おすすめの補助教材はありますか?
A:漢字教材『KANJI LOOK AND LEARN』は、絵のイメージを使って初級の漢字が楽しく覚えられる教材です。げんきの学習漢字317字をすべて含む512字が学習できます。
また、文法理解をさらに深めたい人には、『A Dictionary of Basic Japanese Grammar(日本語基本文法辞典)』があります。初級の重要な文法約200項目について、基本的な意味や使い方、類似表現との使い分けなどが豊富な例文とともに学習できます。 くわしくはジャパンタイムズ出版ホームページをご覧ください。